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​事故車(修復歴車)は何故安い?

事故車は、オートオークションでも通常無事故車よりも20%~40%以上安く取引されています。見た目にはキチンと修復されており、一応の走行は可能です。では何故安いのか?

下図はオートオークションの出品車両です。

​通常ここまで潰れていると部品取りのための車両と思われますが、違います。

参考車両:H24 ワゴンR FX 4WD 走行距離:3.5万km 落札価格一万数千円 販売店平均価格(修復アリ)70万円~80万円前後

これが、事故車(修復暦車)として売られている車の元の形なのです。

このような状態で出品される「事故現状車」を落札しているのは、「板金屋」で、見た目元通りにして再度オークションに出品、または店頭で販売するのです。​

​もう気付きませんか?街の板金屋さんが形を元に戻しても、失われたものに。

このように潰れた車を見た目だけ元に戻した事故車(修復暦車)は、「衝突安全ボディー」が使用済みです。形が元に戻っていても、今度ぶつけた場合にどれだけの壊れ方をするかはもう分からない車といえます。

参考車両:H22 アルファード 240S プライムセレクション2 走行距離:8.9万km 落札価格二十数万円 販売店平均価格(修復アリ)180万円~250万円前後

これが安く買える理由ですが、無事故車よりも20%~40%以上安く買えますが、命の保証が怪しいと考えてみると、割安といえるかどうかは?「修復暦車はオーク保証への加入は不可となっております​」

下図は比較的軽微な修復済みの車になります。

この程度の修復暦の場合は購入されても問題は少ないかと思います。

「落札価格もそれなり高値となります」

ただ、車両保証に加入できない、将来売却する際にどうしても(修復暦車)というレッテルが付きまとうため修復暦車は乗り潰すつもりで購入された方が宜しいかと思います。

また、販売店で修復暦車を購入するには注意が必要となります。

重度な修復暦か軽微な修復暦かはお客様には判断が付かないかと思います。出品票の開示を求めても(オークション規約で一般ユーザーへの開示は禁止されているので見せれません・・)などと言われるのがオチかと思います。軽微な修復暦車の場合は開示してくれる販売店もございますが、通常は開示してくれません。

修復暦車以外にも1点(災害車)の出品車両も数多く出品されています。こちらは修復暦無しで販売が可能となってしまいます。「見た目では判りません」

​当店のような代行店を利用すると品質や修復の程度をある程度把握して購入することが可能となります。

※基本的に修復暦車はお勧めしません。

​※修復暦の基準は各オークション会場によって異なります。軽度なリヤフェンダーの交換とみなされるものは事故車とならずに3.5点とされる場合が多いです。

※ピラーのパテ埋め程度でも修復暦車(R点)になります。

​※出品票記載のA1・U1などは​よく見ないと判らない傷や凹みです。A2・U2以上の傷や凹みは補修が必要かと思います。

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